MySQL5.1→5.6 アップデート
先日の記事で、MySQLのチューニングのことを書きました。
チューニング直後は劇的に改善されたと思ったんだけど、徐々にCPUが食いつぶされました。
こうなると、次なる手を打つしかありません。
直感的にDB負荷の問題ということはわかっていたので、SQLを中心に調べました。
cactiログやらslow_queryログやらをよくよく見ていると、共通点を発見。
・DBのロックが異常に長い
・遅いSQLにサブクエリが多い
MySQL5.1で稼働していたのですが、MySQL5.1だと、ロック機能とサブクエリが貧弱なんだそうです。
▼参考にした記事
http://tech.aainc.co.jp/archives/397
この記事の内容が起きていた現象とドンピシャの内容だったので。迷わずアップデートを選択しました。
MySQL5.7へのアップデートも考えたのですが、事例が多かった5.6にしました。
オープンソースは事例が多い方が安心ですからね。
以下2つのサイトを参考にアップデートを実行。
・http://server-setting.info/centos/mysql5-1_mysql5-5_upgrade.html
・http://kwski.net/linux/220/
root> mysql_upgrade -u root -p
このコマンドでバージョンの互換は解決してくれます。
意外と簡単にアップデートが出来ました。
アップデートした結果、ロックの長さが軽減されて、サブクエリも高速化されました。
旧バージョンだとサブクエリのインデックスが効かないんですね。
それは遅いはずです。
とりあえずは、しばらく経過観察です。
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