平成30年 福井豪雪で大苦戦①

Pocket

全国ニュースでも報道されているように、福井県の嶺北地方が豪雪に見舞われています。

平地でも積雪1メートルは超えています。

ここまで積もったのは昭和56年の56豪雪以来です。

積雪100センチ

 

災害レベルとも言われる豪雪は、生活や仕事にもダメージを残しています。

56豪雪以外の大雪に見舞われた福井県

2/5の夜に降り出した雪は、2/6の朝には積雪80センチを超えていました。

車は雪で埋まり、道路どころか駐車場も通行不能な状態でした。

手動で雪を除けようとしている間にドンドン雪が積もってしまう状態。。。

雪に埋まる車

早々に除雪を諦め、会社に出社不能であることを告げて降雪が止まるのを待ったのです。

が、この日の雪は容赦無く、雪が止む気配が全くなし。

ようやく雪が止んだのは夕方くらいで、積雪100センチを超えておりました。

全国ニュースでも福井の大雪が報道されはじめ、事態の酷さがわかり始めました。

国道8号線でトラックの立ち往生1000台以上

福井県と石川県の県境を繋ぐ国道8号線は山間部になっていて、坂が多いのです。積雪が多く、滑りやすくなっている坂を登りきれず、雪でスタックするトラックが続出。その結果、行き場を失って立ち往生するトラックが1000台を超えたと報道されました。

国道8号線で渋滞パニック!(外部リンク)

県境付近は飲食店もなく、止まったらアウト。どうしようもなくなります。片側1車線で追い越すこともできないし、行き場が完全になくなります。北陸自動車道も大雪で通行止で、大動脈の国道8号線も通行不能。絶望的な状態ですよね。

福井は陸の孤島と呼ばれるくらい、交通状態がよくないのです。電車で来るにも必ず乗り換えが必要だし、空港も無く、福井県内に繋がる主要道路も少ない。どこか1つでも詰まると孤立するのです。

県からの要請で自衛隊が災害対応で派遣され、丸1日以上かけて解消はされました。自衛隊という存在は本当に心強いと思いました。丸1日を長いと捉える人もいるかもしれませんが、あの状況を丸1日で解消できるのは自衛隊ならではだと思います。相当なスピード感だと思います。

自衛隊の対応に批判殺到?勘違い甚だしい!

自衛隊の除雪が1.5kmほどの対応だったとのことで批判が出ているようです。

自衛隊の除雪1.5kmに批判殺到?(外部リンク)

誰が批判しているのか知りませんが、これは除雪をしたことがない人がほざいている戯言としか思えませんね。100m除雪するだけでも相当な体力が必要です。1.5kmを除雪するには、並々ならぬ体力と精神力が必要なんです。それも知らずに批判だけするなんて。除雪してみろよ!と言いたくなってしまいますね。

自衛隊の活躍のおかげで、鉄道の不通も解消されて、生活ラインが復旧しました。

山間地区も自衛隊にお願いしては?

山間地区は雪が深く、除雪が行き届いていないところも多いと聞きます。

市街地ですら除雪が入りきっていない状況で、山間部まで手が回るとも思えません。

山間地区の除雪も、自衛隊に協力を要請した方がいいのではないですかね。

facebookの投稿より転載

こういった悲痛な叫びもあるわけだから、無視は出来ないんじゃないかと思うんですが。

県や市が判断する基準がわかりませんね。

大雪に囲まれた

我が家の周りも大雪に囲まれて身動きが出来ない状態に陥りました。

大雪

歩くことすら出来ない状況です。ただ除雪車が来ること待つしか出来ません。ただ、幸い徒歩5分くらいのところにスーパーがあるので、食料は確保できてました。日持ちするインスタントラーメンやパスタ系を多めに購入して備蓄することにしました。

学校は軒並み休校になりました。こんな危険な状態の中を学校に通わせるわけにはいきません。学校から近い人ならまだしも、遠くから歩いて来る子たちもいるのです。学校から休校のメールが届いた時は、安心しました。

車も駐車場から出せない状態

これだけ雪が積もると、当然、車も駐車場から出せません。

車の前30センチしか開かない

精一杯雪かきしても、車の前30センチしか確保できませんでした。次の日の出勤も絶望的な状態だったので、早々と会社に自宅作業をすることを告げておきました。

無理に動いて除雪作業の邪魔をしたりするより、安全をとって自宅作業にした方が得策だと判断したのです。こういう時は、パソコン仕事は便利ですね。もちろん、自宅作業をするには必要な準備もありますが、それは幸いにもなんとかなったのです。

不急不要な外出は控えめに

災害レベルの豪雪時は、不要不急な外出は控えた方が無難です。スタックして車が立ち往生すると除雪作業の邪魔になるし、事故すると修理費嵩むし渋滞の原因になるし。メリットが少ないのです。

外出を極力控えて、昼夜問わず作業して頂いている除雪作業の方に託すのが最適なのです。

(続く)