Windows10 へのアップグレードをオススメしない4つの理由
Windows10への無償アップグレードが提供され始めています。
しかし、多くの場合アップグレードをするとトラブルに見舞われます。
アップグレードをするかしないかの判断は最終的には自己責任。
急いでのアップグレードをオススメしない4つの理由をご紹介
各ドライバが対応していない
パソコンで使用するマウス、キーボードを始めとして、プリンターやモニター等は、パソコン内部で”ドライバ”と呼ばれるプログラムが動いています。
”ドライバ”は導入するOSに合わせて作成していますので、Windowsをアップグレードした場合の上位互換の保証がありません。
少なくとも、お使いのマウスなどが発売された時点のものより”後”にでるOSですから、想定されているはずもありません。
ドライバが動作しないと機能できませんので、致命的とも言えます。新しく買い換えれば動作するとは思いますが、余分な出費がかさむことにもなります。
ソフトウェアが対応できていない
パソコン上で動作しているソフトウェアも上位互換が取れない可能性があります。
ワードやエクセルなど、Windowsと同じくMicrosoftで作られたものなら動作すると思いますが、フリーソフトなどで取得して導入したソフトウェアに関しては、動作保証がありません。
動作しない場合、Windows10用に開発されたバージョンが出るまで使えなくなり、慣れ親しんだ操作感を失うことになりかねません。
普段使ってるソフトウェアだけじゃなく、セキュリティソフトも例外ではありません。お使いのパソコンの性能にもよりますが、最悪の場合、セキュアではなくなるだけじゃなく、動作が非常に重くなる可能性もあります。
最悪はパソコンの買い替えもありうる
最悪のケースはパソコンごと買い替えを余儀なくされる可能性だってありえます。いったんWindows10にアップグレードをし、不具合が多いために元のバージョンに戻す場合がありえます。
大抵のパソコンなら購入時にインストールCDが付属で付いてきますが、万が一紛失でもしていた場合、元に戻せません。
データの保全性も怪しくなります。Windowsをインストールする際に、HDDの中身をフォーマットしない方法もありますが、操作ミスでデータを消去してしまう可能性もあるのです。
ダウングレードは出来ないは、データは消えるわ。とか、最悪のケースです。こういったリスクも拭いきれません。
Microsoftが対応できていない
アップグレードでトラブルが発生した場合、Microsoftのサポートに相談することになりますが、あらゆる環境が存在するWindowsですから、サポート自体が対応できていない可能性だってありえます。
発行元のMicrosoftで対応できないとなると、自力で修復を試みるのは危険なイチかバチかの博打です。
大切なデータが保管されているパソコンで博打はやめましょう。
というわけで、Windows10へのアップグレードはくれぐれも慎重に。
ご自身で作業される場合は、参考書を手元に置いてやりましょう。
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