思い出の一片。Pearl製ドラムを手放す時。
高校時代に同級生たちと組んだバンドがキッカケでした。
バンド名は「ロケッツクイーン」
男子３人＋女子１人という構成のバンドだったので、ロケットに囲まれた女子という意味だったはず。
バンドを組んだ時に、僕がやりたかったのはギターでもベースでもなく「ドラム」
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ドラムを選んだ理由が２つほどあって
・コーラスがない（歌が苦手）
・リンドバーグのcherryさんに憧れがあった
ギターやベースと違い、ドラムって自己練習をする場所がないんですよね。
スタジオに行くしかないんですよ。基本的に。
高校生のお金がない時期に、スタジオに通うというのはかなり厳しいハードルで。。
最初しばらくは、ジャンプやマガジンで練習してたのだけど、足がどう頑張っても練習できないんだよね。
で、親に相談したら、中古のドラムを買ってくれたのですよ♪
それが、コレ。
中古とはいえ、一応有名メーカのpearl製のドラム。
タム２つにフロア１つ。クラッシュシンバル１枚にライドシンバル１枚という標準的なセットだ。
買ってもらって以来、毎晩毎晩叩きまくって練習した！近所迷惑も考えずに深夜まで（笑）
いまとなって考えてみれば、相当迷惑だっただろう（爆）
近くにドラム教室もなかったので、全て自己流で練習。
リンドバーグのライブビデオ（当時はＶＨＳ）のドラムアップシーンを反復で見て。
見よう見まねで繰り返し繰り返し何度も何度も練習した。
それで、少しずつ８ビートが出来るようになり、バスドラをリズミカルに踏めるコツをつかみ出した時は、快感だった♪
あのときの快感は、いまでもしっかりと覚えているよ ^^
同世代のコピーバンドの中での流行は「Boowy」とか「Lunasea」とか「Unicorn」とか。
そんな中でも、僕達がコピーしたのは、意外にも「Bonjovi」。洋楽思考だった。
僕達の高校には留学生が来ていたので、学祭のときにBonjoviをやったら、留学生に大受けｗ
そういうった濃ゆい思い出もあるドラムを、譲ることにしたのです。
大学生を卒業し地元で就職。そのタイミングから、バンド活動には疎遠になりました。
ドラムもずっと倉庫でシートを被ったままの状態。
このまま放置するんは勿体無いということと、ドラムを欲しがっている人がいるというタイミングが合ったんです。
どうせなら放置されているよりも使ってもらったほうが、ドラムとしても良いことですからね。
意外と思い出が過ることもなく、あっさりとした受け渡しでしたｗ
いつかまたドラムを叩く日が来るといいなぁ～とは思いつつも、まだまだ仕事や子育てに追われる毎日なので当分はムリだろう。
メンバーも同じような状況だから、なおさらだ。
５０間近になったら、できるかな？そういう日が来るといいけどね。
僕の薄っぺらい音楽ライフにおいて、１つの節目になったトピックでした。
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